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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「これでよろしくて?」 川上弘美

これでよろしくて?これでよろしくて?
(2009/09)
川上 弘美

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上原菜月は38歳。結婚生活にさしたる不満もなく毎日を送っていたのだが…。
とある偶然から参加することになった女たちの不思議な集まり。
奇天烈なその会合に面くらう一方、穏やかな日常をゆさぶる出来事に次々と見舞われて―。
幾多の「難儀」を乗り越えて、菜月は平穏を取り戻せるのか!?
コミカルにして奥深い、川上的ガールズトーク小説。



上原菜月はもうすぐ結婚生活8年目に入ろうとしてる38歳。
ある日、偶然買い物の途中で元彼の母(土井母)と出会いお茶を一緒に飲む。
その時、ある同好会に誘われる。
その同好会というのは・・・・「これでよろしくて?同好会」

何の不満もなく毎日を送っていた菜月は
土井母から誘われた「これでよろしくて?同好会」に電話をかけ
小さな洋食屋で開かれる同好会の集まりに参加することになった。
同好会のメンバーは若い女性の雛子、結婚正社員(専業主婦?)の香子、
年を重ねた土井母、
そしてもう一人は土井母より少し年下のみずほ。
「これでよろしくて?同好会」は何ともなく話をする会だった。
同好会で取り上げられる議題は突拍子もないことばかり
突拍子もない議題にあれこれ発言(会話)をする。
そんなちょっと変わった集まりでもなんとなく居心地の良さを感じた菜月。

その後の同好会の集まりにも参加するようになる。

同好会での話題は普段誰もが思っていたり
どうなんだろう?と思っていること・・・
でも敢えて口には出さない・・ぃゃ・・・なかなか出せないこと。
だから ”あっそこ!”みたく感じで読んでる側も会話に参加してるような気分になる。
読んでいて楽しいのはそういう部分かもしれない。

しかし平凡な毎日を送っていた菜月の生活にも変化が・・・
義母が夫婦の家にやってきて同居を始めることになる。
いざ同居が始まると 義母・菜月 菜月・夫 夫・義母 の間で
何かとざらざらした気持ちが波立ってくる・・・

菜月が抱えるようになる悩みを同好会のメンバーは察し
会話が繰り広げられていく。 

何か口に出そうにも出せないような気持ち、モヤモヤしたもの、
そんな気持ちだったり想いをうまく拾って
スパッと年長者の土井母が斬りみずほがやんわり斬る。
そんな同好会での集まりで徐々に多くのことに気付いていく菜月。

*

今年に入って最初に読んだ本です。
久し振りに読んだ川上弘美さんの本、面白かったです。
なんだか川上さんご自身も肩の力を抜いて書いてらっしゃるような気がしました。


女性というのは年齢に関係なく話す(お喋り)ことによって元気になると思う。
「これでよろしくて?同好会」は一応議題があり
その議題から会話が繰り広げられていく・・。
何にせよ好きなことについて思う存分語ることができるのは幸せなことだと思う。
語り合える人たちがいるということも・・・。

楽しく読むことができた一冊でした。

2010・1 読了

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[ 2011/02/17 18:10 ] か行の作家 川上弘美 | TB(0) | CM(0)
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