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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎

フィッシュストーリーフィッシュストーリー
(2007/01/30)
伊坂 幸太郎

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「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」
売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。
デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、
小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。


4編の短編からなる一冊です。
伊坂さんの作品は登場人物がみな魅力的で脇役的な人物も目が離せません。
今回の作品にはそんな以前登場した人物が”あれっ?”という場面ででてきます。

表題作の「フィッシュストーリー」は20数年前、現在、30数年前、10年後、
と時空を超えて繋がっていくストーリー。
読んでいてパズルのようにいろいろ組み合わさって繋がっていく感じは
凄く面白かったです。
読み終わった後、ひとつのパズルが完成した時のような楽しさがありました。

最後の「ポテチ」は空き巣の話から親子、家族の話になっていきます。
私が4篇の中でいちばん好きな話です。
ここに出てくる人たちもとても魅力的でした。
特に空き巣を仕事とする今村の母親、そして今村と一緒に住んでる大西(彼女)、
このふたりの会話が楽しかった。
今村の飄々とした感じとかもどこか憎めなかった。
最後の展開も途中読んでいてわかったけど
そこは伊坂さんのもっていきかた、最後はちょっとほろっとして、
それでいて楽しい・・と思える・・作品でした。

短編ながらも伊坂さんらしい作品が収められています。
でも私はやっぱり伊坂さんの長編が好きかな。
いろいろな伏線が張りめぐらされて少しずつ繋がっていく感じ・・

次は何を読もう?
すぐにそう思ってしまう作家さんのひとりになってます。

2009・7 読了

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[ 2011/02/11 17:53 ] あ行の作家 伊坂幸太郎 | TB(0) | CM(0)
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