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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「砂漠」 伊坂幸太郎

砂漠砂漠
(2005/12/10)
伊坂 幸太郎

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「大学の一年間なんてあっという間だ」入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。
学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、
不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく。
パワーみなぎる、誰も知らない青春小説。


これもまた面白かった。
早く最後まで読みたい・・・と思いながらも読み終わってしまうのが寂しい。
そんな思いで読み進めた一冊でした。

クールで鳥瞰型の北村、やませみのような髪型をしてぎゃははと笑う鳥井、
陽だまりのような南、スタイルが良くモデルのようだけど無表情の美女東堂、
そして、
「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」
と言い切ってしまう西嶋、

この5人が大学に入学して間もなく知り合う。
そこから季節が移り変わっていくようにいろいろな事件に遭遇し
4年の年月が過ぎていく。

とにかく登場人物の5人が凄く良くて魅力的。
会話も楽しい。
なかでも誰もが引いてしまいそうなキャラクターの西嶋、
 (顔は丸々とし、お腹のあたりの贅肉、黒縁眼鏡)
過去の辛い思い出を抱えながらも最後の方では”良かった・・・”
と思える箇所がいくつもあった。
クールな鳥瞰型の北村でさえ仲間のことを考える熱い思いもあることがわかる。
伊坂さんの小説に出てくる人物は本当に魅力的で
読み終わってもまだ傍にいるような感覚になる。

ちょっと”えっ?”と驚くような場面もあるけど
面白かった。

文中に時々でてくるサン=テグジュペリの名言も良かった。

まだまだ・・・5人の会話を聞いていたいような気がする。
ただ残念なことに・・・
麻雀のことを知っていたら・・・もっと面白かったように思う。

2009・6 読了

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[ 2011/02/09 19:06 ] あ行の作家 伊坂幸太郎 | TB(0) | CM(0)
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