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本の手帖

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「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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仙台での凱旋パレード中、突如爆発が起こり、新首相が死亡した。
同じ頃、元宅配ドライバーの青柳は、旧友に「大きな謀略に巻き込まれているから逃げろ」と促される。
折しも現れた警官は、あっさりと拳銃を発砲した。
どうやら、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられているようだ。
この巨大な陰謀から、果たして逃げ切ることはできるのか? 

面白かったです。
読んでる途中、やらなければいけないことも放棄して一気に読みたかった
・・それでも読みながら前のページに戻ったりして
いろいろな細かい伏線を逃さないように読みました。


金田首相が仙台で凱旋パレードを行ってる最中、
何者かによってヘリコプター型のラジコンに仕掛けられた爆弾で暗殺された。
その暗殺の犯人として追われることになったのが
元宅配ドライバーの青柳雅春。
もちろん青柳にとって全く身に覚えのないこと・・・
首相暗殺犯として追われることになった青柳の当日のこと、
事件から二十年後のこと、事件からの三日間、事件から三ヵ月後のこと、
とストーリーは展開される。

誰が何の為に首相暗殺犯として青柳に濡れ衣を・・?
青柳の周りの人物をも巻き込んで警察は踏み込んでくる。
仙台の街中に置かれたセキリュティポッド。
(街の様子を映し出したり携帯電話の会話をキャッチできるシステム)
もはや監視社会化された仙台の街を逃げる青柳にハラハラドキドキの連続。
そんな逃走中のストーリーの中に青柳の学生時代の話も組み込まれている。
友達、後輩との会話が楽しい。
その会話も後のいくつかの伏線にもなる。
青柳が学生時代付き合っていた樋口晴子、
彼女もまた青柳の見えないところで彼を助ける。

目に見えない大きなものに揺れ動かされていく青柳。
マスコミ、青柳を知らない国民は報道されるままに思い込まされる。
ただ彼を知っている人物は彼を信じ、逃亡の手助けをする。
学生時代のバイト先の社長、ドライバー時代の同僚、父親、
特に青柳の父親の言葉が良かった。

最後はもちろんハーピーエンド・・とはいかずすっきりした終わり方ではないけれど
それでも父親への手紙、樋口晴子とのすれ違い、
これはこれで良かった・・・と思った。

500ページある作品に充分堪能でき、
とにかく夢中になって読み、面白かった。。

2009・6 読了

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[ 2011/02/09 00:04 ] あ行の作家 伊坂幸太郎 | TB(0) | CM(0)
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