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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

「ひかりをすくう」 橋本紡

ひかりをすくうひかりをすくう
(2006/07/21)
橋本 紡

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突然こころが壊れてしまった。そんな私を、哲ちゃんは静かにそっと抱きしめてくれた。
私にとって、ありふれた日常が最良の薬になった…。
この世界に降るもうひとつのひかり。ひとの可能性を描く切実な物語。


故郷の田舎の環境、父に反発し上京してきた智子。
勉強も仕事も頑張ってそれなりに認められてきた。
しかし・・ある日突然、自分の身体に異変が起こり
病院へ行き診断されたのはパニック障害だった。
智子にはパートナーがいた。
智子が働き、パートナーである哲ちゃんは主夫をしていた。

智子は仕事から離れふたりで少し都心から離れた田舎で暮らすことにする。
都会での暮らしにはなかったゆっくり流れる時間、
周りの景色、
普通の日常がゆっくり流れていく。
ひょんなことから中学生の少女の家庭教師をすることになった智子。
ふたりの日常に少女と捨て猫の子猫が関わってくる。
その些細な変化をもふたりにゆっくり溶け込んでいく・・・。

この小説を読んでリアリティがないといえばないし
あるといえばある、、、でもリアリティは私にはあまり関係なく
静かに流れる文章(流れるという表現があってるような気がした)を
自分の中にゆっくり入れていきたい・・・。
そんな想いで読んだ一冊。
そして
色のある普通の日常をゆっくり過ごしていきたい、、、と。

2009・4 読了
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[ 2011/02/08 00:09 ] は行の作家 橋本紡 | TB(0) | CM(0)
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