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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「愛しの座敷わらし」 荻原浩

愛しの座敷わらし愛しの座敷わらし
(2008/04/04)
荻原 浩

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大切なものはどこにあるだろう。

東京から田舎に引っ越した一家が、
座敷わらしとの出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、
ささやかな希望と再生の物語。



新聞の書評欄を読んですぐ図書館へ借りに行った本です。
とても面白くて毎晩私も”座敷わらし”に会いたくて
本を開いてました。

食品メーカーの課長どまりで出世は見込めず
地方に移動させられ家庭での居場所もない。

転勤をキッカケに古くて(築100年以上)大きな一軒家に住むことを
ひとりで決める。
妻、母、中学生の娘、小学生の息子、
家族の反対を押し切って住む事になるが
その家にはどうも昔から居ついている小さな座敷わらしがいる。
その姿は小学生の息子と祖母にしか見えない。
しかし徐々に、、、、みんなの目にも見え始める。

そしてその座敷わらしがみんなのいろんな気持ちをほぐして
それぞれみんなとの関わりをぎゅっと結びつけていく

その昔、”福の神を呼ぶ”と言われた座敷わらし
でもその本当の姿の話は悲しい話。。

「・・・あの顔見ちゃうとねぇ。何かを期待するほうが
間違ってる気になっちゃう」
「・・・福の神なんてどこにもいないんだよ。
自分でなんとかするしかないんだな」



大切なことに気付く夫婦・・
妻が何も食べないことがわかっていながらも
座敷わらしにさくらんぼとかりんごを
お供えする姿がとても好き。
それも食べやすいように小さく切って・・・。

最後の結末も好き。
読み終わった後すごくあたたかい気持ちになった本。

愛しい・・・座敷わらし。

2008・8 読了



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[ 2011/02/02 23:27 ] あ行の作家 荻原浩 | TB(0) | CM(0)
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