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本の手帖

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「人生の使い方」 平安寿子

人生の使い方人生の使い方
(2010/10/14)
平 安寿子

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定年後も続けられる趣味を探してカルチャーセンターの講座をハシゴする夫婦。
軽い気持ちで始めた趣味探しは、いつしか今後の人生を考えることにつながっていくのだった…。
すれ違う夫婦の思惑とそれでも夫婦でいることの意味をユーモラスかつシリアスに描く長編小説。



文具の卸会社に勤続三十余年の夫、54歳。妻48歳。
夫と妻の交互の立場で描かれた小説。

定年後も続けられる趣味を探してカルチャーセンターの講座をハシゴする夫婦。軽い気持ちで始めた趣味探しは、いつしか今後の人生を考えることにつながっていくのだった…。すれ違う夫婦の思惑とそれでも夫婦でいることの意味をユーモラスかつシリアスに描く長編小説。

文具の卸会社に勤続三十余年の夫、54歳。妻48歳。
夫と妻の交互の立場で描かれた小説。

同じ世代、
しかし私達夫婦に趣味を探して一緒にカルチャーセンターへ出向くことなどは考えられない。
それでも興味があり読んだ一冊。

実際、最初の方のふたりの趣味探しの話はなんとなくお気楽でいいな・・
という気持ちの方が強かったけど
不景気、子供の進学、そして夫の兄の病気、介護、と話が進むにつれて
いろいろな問題が浮上してきて現実味が増してくる。
その時のお互いの気持ちとか暗くなりがちなこともユーモラスに描かれてるので
読みやすく納得しながら読んだ。

最初、妻の方のお気楽な感じが気にはなったけど
全体を通して感じるのは決してお気楽ではなく
前向きでパワーがあるこの妻だからこそ乗り越えられるんだな・・・ということ。

最後にこう書かれてある。

 お母さんが弱っていく・・・。
 これから、その道筋に寄り添わなければならない。誰もが通る道と知りながら
 悲しみと不安と恐れで目の前は暗くなりばかりだ。
 けれど、逃げるわけにはいかない。初美(義姉)もフラの仲間たちも、
 みんながやっていることだ。つらい時間に耐えるからこそ、つかの間のお楽しみが
 輝きを増すのだ。
 香織は携帯を握りしめ、唇をかんで、自分に言い聞かせた。
 頑張らなくちゃ。頑張る力があるんだから。
 わたしの人生、使い手はわたしなんだから。
 頑張ろう。わたしのために。


自分の人生の使い手は自分自身・・・。

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[ 2011/05/05 18:42 ] た行の作家 平安寿子 | TB(0) | CM(4)
はじめまして!
突然のコメントで失礼いたします。
本の情報を検索していて、こちらに辿り着きました。
1冊1冊、丁寧な感想を書いていらっしゃって、
本を大事に読んでいらっしゃるご様子が伝わってきました。
また、訪問させて頂ければと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
[ 2011/05/09 17:44 ] [ 編集 ]
Julieさん*
Julieさん、はじめまして。
こんなところまで遊びに来てくださって有難うございます。
コメントも残して頂いてとても嬉しいです。
私もいろいろな方のブログにお邪魔させてもらっているのですが
最近Julieさんのところにも偶然お邪魔させてもらったところなんです。
だからコメントを貰って凄く驚きました(笑)
こんな拙いブログですがこれからもよろしくお願いしますね。
私もまた遊びに行かせてもらいます。
[ 2011/05/09 23:17 ] [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2011/05/10 01:02 ] [ 編集 ]
kさん*
kさん、こんばんは。
早速来ていただいて有難うございます。
ほんとに拙いブログなのでお恥ずかしいのですが
ぼちぼちのんびり書いていきますのでこれからもよろしくお願いしますね。
ブログリストの件、有難うございました。
[ 2011/05/11 00:06 ] [ 編集 ]
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