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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「ぎっちょんちょん」 群ようこ

ぎっちょんちょんぎっちょんちょん
(2010/10)
群 ようこ

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夫と別れ、いまいち仕事に身が入らないウェディングプランナーのエリコ。
ふと耳にした小唄がなぜか心に残り、思い切って三味線を購入。
慣れない所作に四苦八苦しつつも、やがてプロとして身を立てることを夢見るように。
だけどこの歳で高校生の子どもを抱え、花柳界デビューなんて本当にできるのか…!?
いくつになっても、人生まだまだやり直せる―きっと。



群さんご自身も確か三味線を始められた・・・とエッセイで読んだことがあるけど
その三味線、小唄がひとりの女性の生き方を変える作品になるとは・・・。

短大を卒業して勤めた結婚式場で夫となる男性と知り合い、
子供ができて結婚。
暫く休職をして自分の祖母に子供を預け働き出すエリコ。
子供が成長するにつれ夫婦間にも溝ができる。
いつの間にか帰って来なくなった夫と離婚。
娘と二人で暮らし始めた時、ふと耳にした小唄と三味線の音。
エリコが小さい時、祖母が鼻歌のようにして
唯一祖母が知ってる小唄を唄っていたことも思い出す。
その小唄がエリコの心から離れなくなり三味線を売ってるお店に行き
三味線を買ってしまう。
偶然そのお店で三味線と小唄を教えてくれる先生を紹介してもらい
習い始めるようになる。
それからは小唄と三味線にのめりこむ日々が続き、
発表会、名取、と日々が過ぎていく。
ひとり娘が高校生になりますます小唄、三味線の世界に没頭していき
仕事との両立に悩み出すエリコ。
悩んだ末にだした結論は誰もが驚く道だった。

離婚して娘を抱えながら新しい道を切り開いていく、、、
という凄く前向きなストーリーなんだけど
その進む道が花柳界というのが斬新。
ただ夫との生活を描いた前半はあまり面白くなく(夫と子供の態度があまりにも・・・)
花柳界にデビューしてからのことがもう少し読みたかった。

私の祖母も長唄、小唄、三味線ができる人で(趣味で)
ピシッと背筋を伸ばして三味線を弾いていた姿を思い出した。
それからエリコが浴衣とか着物を選んでる部分を読んで
着物とかが着たくなった。
今では箪笥の肥やしになってるけど(苦笑)
結婚して数年の間に
付け下げ、訪問着、色無地、小紋、留袖を着る機会はあったので
全く袖を通してないことはないけど
でもまだ数枚は袖を通してない。
祖母と母が選んでくれた着物。
祖母はもう他界してしまったから母がいる間に着物と帯の組み合わせとか
何に何を合わせるのか?
いろいろ聞いておかないとわからないことがありそう。

たまには着物に風を通そう・・・・
とこの本を読んで思いました。

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[ 2011/04/02 18:06 ] ま行の作家 群ようこ | TB(0) | CM(0)
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