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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。
月別アーカイブ  [ 2011年04月 ] 

「もぎりよ今夜も有難う」 片桐はいり

もぎりよ今夜も有難うもぎりよ今夜も有難う
(2010/07/30)
片桐はいり

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銀座の映画館、そこでかつて“もぎり”として活躍した俳優・片桐はいりの、
『キネマ旬報』での人気エッセイに加筆、番外編も収録した書籍、ついに発売!
若きもぎり嬢だった当時の追憶、1980年代から現在のシネコンに至るまで、
今も変わらぬ映画への想い、そして映画館への想いを、
映画専門雑誌『キネマ旬報』にて、4年余りにわたりあますことなく書き綴った連載
『もぎりよ今夜も有難う』の待望の書籍化!!



片桐はいりさんが学生の頃からやっていたバイト、映画館のチケットの”もぎり”。
芝居の仕事を始めてからもやってらしたそうですが
本当に映画、芝居が大好きでそれ以上に映画館とか劇場も大好きという
その想いが凄く伝わってきました。

知らない地方へ行っても昔からその土地にある寂れた映画館を訪ねてみたり
廃墟に心惹かれたり好奇心いっぱいのはいりさんに好感がもてます。

夏といえばはいりさんにとって子どもの頃からの夏休みと一緒。
夏になると休暇をとって旅行とかに行かれるそうですが
ある年の夏、まとまって休みが取れなくて取れても2日とかで
とても旅行へ行くどころではなくて
しかも資料とか読まなくてはいけないものが沢山あったそう。
そこで旅行へ行けないかわりにとった行動が
日帰りで行けそうな所へ本を持って電車を乗り継いで行く。
それから羽田空港のロビーでずっと本を読みながら過ごす。
(これはどこか異国へ行った気分になるらしい)

なんだかいろんなことを楽しみに変えていくはいりさんの行動が
とても楽しく羨ましく思いました。

はいりさんの真っ直ぐでユーモア溢れる文章がとても好きです。
エッセイのタイトルが映画の題名をもじってあるところも面白かったです。

そして自分の子どもの頃のいろいろな場所の匂いとか
懐かしく思い出されました。

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