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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「九つの、物語」 橋本紡

九つの、物語 (集英社文庫)九つの、物語 (集英社文庫)
(2011/02/18)
橋本 紡

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大切な人を、自分の心を取り戻す再生の物語
大学生のゆきなのもとに突然現われた、もういるはずのない兄。
奇妙で心地よい二人の生活は、しかし永遠には続かなかった。
母からの手紙が失われた記憶を蘇らせ、ゆきなの心は壊れていく…。


大学生の藤村ゆきなは本好きの兄の部屋で本を読んでいた。
そこへ突然、長い間会っていなかった兄が入ってきた。
おかしいと思いながらも兄は料理を作ってくれ、一緒に食べる。

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[ 2011/08/28 18:44 ] は行の作家 橋本紡 | TB(0) | CM(0)

「彩乃ちゃんのお告げ」 橋本紡

彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫)彩乃ちゃんのお告げ (講談社文庫)
(2011/03/15)
橋本 紡

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なぜか“教主さま”だという女の子を預かることになった。
彩乃ちゃんといって、一見ごく普通の、小学五年生の女の子だ―。
花屋に勤める二十代の智佳子、進路に悩む高校三年生の徹平、東京から地方に越してきた小学五年生の佳奈が、
彩乃ちゃんとの出会いで知った人生の奇跡。前に進むすべてのひとに捧げる物語。


教主さまという小学五年生の彩乃ちゃんと関わった人達の話。
物語は第一話から第三話まで、それぞれが別の人物によって語られ、
その軸となるのが彩乃ちゃん。

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[ 2011/04/07 17:36 ] は行の作家 橋本紡 | TB(0) | CM(0)

「ひかりをすくう」 橋本紡

ひかりをすくうひかりをすくう
(2006/07/21)
橋本 紡

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突然こころが壊れてしまった。そんな私を、哲ちゃんは静かにそっと抱きしめてくれた。
私にとって、ありふれた日常が最良の薬になった…。
この世界に降るもうひとつのひかり。ひとの可能性を描く切実な物語。


故郷の田舎の環境、父に反発し上京してきた智子。
勉強も仕事も頑張ってそれなりに認められてきた。
しかし・・ある日突然、自分の身体に異変が起こり
病院へ行き診断されたのはパニック障害だった。

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[ 2011/02/08 00:09 ] は行の作家 橋本紡 | TB(0) | CM(0)

「流れ星が消えないうちに」 橋本紡

流れ星が消えないうちに流れ星が消えないうちに
(2006/02/20)
橋本 紡

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大好きな人が死んじゃうよりも、世の中にはもっと悲しいことがある…。
つらくって一睡も出来なくても、朝は来るし。
涙が涸れるほど泣いてても、やっぱりお腹は空くもので。
立ち直りたいなんて思ってなくても、
時間はいつでも意地悪で、過ぎ去った日々を物語に変えてしまう―。
玄関でしか眠れないわたしと、おバカな僕と、優しすぎる彼を繋ぐ「死」という現実。
深い慟哭の後に訪れる、静かな愛と赦しの物語。



恋人、親友を失くしたふたりがそれぞれに加地くんへの想いを胸に抱いたまま
お互いのことを想いあう。
加地くんとの大切な時を過ごしたことが交互に語られ
今の気持ちへと繋がっていく。
決して忘れることができない加地くんのこと、
ふたりの間には大きくなりすぎてる加地くんの存在。
時間をかけ、
亡くなった加地くんのことを無理に忘れることはない、
ふたりはそのことに気付いていく。
静かに自分と向き合い、少しずつきちんと自分の力で歩いて行く
その心の変化がとても丁寧に綴られている。

本文に書かれている加地くんのことを思い出す言葉が残る

  加地はもう、ひとりで立つことの大切さを知っていた。
  人間というものは、まず自分自身の足で立つことを覚えなければいけない。
  ひとりきりだって、わかっていなければいけない。
  その上で、誰かと助け合ったり、恋をしたり、求めあったりするのだ。・・・・


奈緒子、巧、加地くん、そして奈緒子と巧の家族、
周りの人たちが温かく言葉がとてもいい。

死という突然の悲しみ、
大きな悲しみが襲いかかっても普通に朝がきて、普通に日常が始まる。
悲しみは時間が癒してくれる・・・という、
無理に忘れる必要はないし、忘れることももちろんあると思う。
それでもずっと残っていくものはある。

橋本紡さんの本は初めて読みました。
最初、女性かと思ったぐらい丁寧で繊細な表現、
途中で男性とわかりその繊細な表現が男性の描写というところから
余計、心に沁みたかもしれないです。
他の作品も読んでみたいと思いました。



僕、高校時代に友達に言われたことがあるんです。
考えてばかりじゃ駄目だって。動いてこそ見えてくるものがあるんだって。


2009・3 読了
[ 2011/02/02 22:59 ] は行の作家 橋本紡 | TB(0) | CM(0)

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