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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

「世ノ介先生」 銀色夏生

世ノ介先生 (角川文庫)世ノ介先生 (角川文庫)
(2000/04)
銀色 夏生

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世ノ介先生は、かわいくて風変わりな口へらずの先生。
私のところへ遊びにいらしては、いろいろ文句をおっしゃいますが、きっとこころさびしいのでしょう。
そんな先生をこまらせてやろうと、私たちは考えました。
はたして、世ノ介先生は、こまることになるのでしょうか。恋に関してはどうでしょう。
笑顔がぽわんとうかぶ、ほのぼのストーリー。




ちょっと変わり者の世ノ介先生と
先生を取り巻く3人のお話です。
心理学の研究をしてるサラミさん、
サラミさんのお知り合いのすずこさん、
そして作家のわたし
4人のほのぼのとした会話が可笑しくもあり
頷ける部分もあり、ゆったりした気持ちで読めます。
世ノ介先生の行動もとても可愛くて微笑ましいです。
ほのぼのしたストーリーなんだけど
さすが銀色さん!シャキッとした言葉もあります。

 「でも、悲しいことは、毎日の中にたくさんあって、
   しかたないです。大事な事は、悲しいことの
   受けとめ方だと思います。」
 「そうだね。悲しいことから逃げちゃいけなかったね。」
 「本当に・・。
   悲しいことにノックダウンさせられないような考え方を
   身につけてもらいたいです。・・・・・・・・」

私は、銀色さんの1年に一冊でる日記”つれづれノート”が好きで
毎年楽しみにしてました。
残念なことに”つれづれノート”は、去年で終わってしまいました。
銀色さんの言葉の中には、はっとさせられる言葉があり
自分に刺激になります。

2006.7 読了
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[ 2011/01/30 09:40 ] か行の作家 銀色夏生 | TB(0) | CM(0)