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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

「くまちゃん」 角田光代

くまちゃんくまちゃん
(2009/03)
角田 光代

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4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。
きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。


久し振りに読んだ恋愛小説。

最初は短編集とも知らず読み始めた。
でも普通の短編集と違って
それぞれの話の最後にふった人が次の話ではふられてしまう。

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[ 2011/02/13 00:07 ] か行の作家 角田光代 | TB(1) | CM(1)

「福袋」 角田光代

福袋福袋
(2008/02/15)
角田 光代

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人生に“当たり、ハズレ”なんてない!? 謎で不可解な届け物や依頼、
または同僚や夫など身近な人の不可解さに出くわしたら、あなたならどうする?
8編の短篇をとおして、直木賞作家が開く、人生のブラックボックス。



「福袋」というタイトルと可愛くてキレイな本の表紙が気になり
思わず手にとりました。
ただ、可愛くてキレイ・・・・から連想されるような話とはちょっと違ってました。
どちらかというと気持ちの中ににグサッとくるような
そんな話が集められてました。


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[ 2011/02/09 19:10 ] か行の作家 角田光代 | TB(0) | CM(0)

「夜をゆく飛行機」 角田光代

夜をゆく飛行機夜をゆく飛行機
(2006/07)
角田 光代

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どうしようもなく、家族は家族--うとましいけれど憎めない、古ぼけてるから懐かしい。
変わらないようで変わりゆく、谷島酒店一家六人のアルバム。直木賞受賞後初の長篇。




谷島酒店の4人姉妹の末っ子、里々子からみた家族の話。
里々子の下にはほんとは生まれてくるはずの弟?妹?がいた。
でも里々子が小さい時ケガをして
慌てて2階から駆けつけようとした母が階段から落ちて
そのままお腹の中の赤ちゃんは生まれてこなかった。
その生まれてこなかった赤ちゃんを弟と信じ”ぴょん吉”と名づけ
何かあるとぴょん吉に話かけていた里々子・・・
そんなある日・・2番目の姉が書いた小説が賞をとった。
今まで小説を書いていたことすら誰も知らなかった。
そしてその小説がきっかけにいろいろな事が動き始め
家族の形が変わり始めていった。

悪いとされることがよいことを運んでくる場合もあるし、
よいと思ったことが不幸の入場券だったりすることもあるんじゃないか。
不幸だ、とか、幸せだ、というのは、線ではなくて一瞬の点でしかなくて、
その点が、どんな線を描き出すかはだれにもわからない。 (本文より)

今ここにあるものと、すでになくしてしまったもの。
私たちはその双方を捨てることができない。
ひょっとしたら生きていくということは、
どんどん何かをなくしていくことかもしれない。
なくしたものを持ち続けることかもしれない。  (本文より)

この小説の中に”中間の場所”という言葉がでてきます。
生きることと死ぬことの中間みたいな場所・・・?
いや。。
今いる現実の場所の他に好きな人・好きだった人がみんないて
わいわい話をして、そんな場所がある。
飽きたらまた帰ってくる。(好きな人がいなくならない場所?)
でも好きな人ばかりじゃなくて嫌いな人もいるから
ずっといるといやになって、でも今いる場所に帰ってくると懐かしくなって
そんなふうに行き来できる場所・・・・そんな感じみたいです。
その中間の場所・・・わかるような気がします。
大人になってもそんな中間の場所を持ち続けて
バランスを保っているような気もします。

里々子の子どもでもなく大人でもないけど
一生懸命何かを伝えたい気持ち・・・伝わってきました。

2007.1 読了
[ 2011/01/31 19:23 ] か行の作家 角田光代 | TB(0) | CM(0)

「presents」 角田光代

PresentsPresents
(2005/12)
角田 光代、松尾 たいこ 他

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この世に生まれて、初めてもらう「名前」放課後の「初キス」
女友達からの「ウェディングヴェール」子供が描いた「家族の絵」
―小説と絵で切りとった、じんわりしあわせな十二景。




12コのプレゼントにまつわる話を一冊にした本です。
私にとってこの”一冊の本”そのものが素敵なプレゼントだったような気がしました。
読み終わった後、何かとても大切なものを貰ったような気さえしました。


品物は、いつかなくなってしまっても、贈られた記憶、その人ともった関係性は、けっして失うことがない。
私たちは膨大なプレゼントを受け取りながら成長し、老いていくんだと思います。 
                     あとがきより


[ 2011/01/30 18:21 ] か行の作家 角田光代 | TB(0) | CM(0)