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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

「ウメ子」 阿川佐和子

ウメ子ウメ子
(1998/12)
阿川 佐和子

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彼女は変わっている、普通の子とちょっと違う。初めて会った日からそう思っていた。
そんなウメ子の強烈な個性に惹かれていく、わたし…。
少女のさわやかな友情と冒険をノスタルジックに描く。
著者が自らの幼年時代の想いを重ねて綴る、初の小説。



みよ子の幼稚園に神戸から転園してきたウメ子がやってきた。
ウメ子は見るからにちょっと変わった女の子だった。

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「てふてふ荘へようこそ」 乾ルカ

てふてふ荘へようこそてふてふ荘へようこそ
(2011/05/31)
乾 ルカ

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ある街の高台に佇むおんぼろアパート「てふてふ荘」。
敷金礼金なし、家賃はわずか月一万三千円、最初の一ヶ月は家賃をいただきません。
この破格の条件の裏には、ある秘密があって……。


破格アパート「てふてふ荘」。
6号室まであるアパートは、見た目はおんぼろだけど
室内のどこもが清潔で掃除もゆきとどいている。
入居の契約の際は写真を見せられて自分の部屋を決めることができる。
その理由は・・・?

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「福音の少年」 あさのあつこ

福音の少年福音の少年
(2005/07/20)
あさの あつこ

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小さな地方都市で起きた、アパート全焼の火事。同級生の少女が、焼死体で発見された。
それが、事件の始まりだった。それが、二人の少年を結びつけていった。



数年前のNHKドラマ「バッテリー」がとても良かったことを覚えてます。

「バッテリー」はドラマでしか観てないけど
少年の友情が清々しく描かれていた。
この本も高校生の少年ふたりとそのひとりの幼なじみの女の子の話。

ある日、アパートが火事で全焼。
そのアパートに住んでいて死亡した女子高生、
死亡した女子高生をめぐってその幼なじみと付き合っていた彼が・・・。

最初の始まりからいってミステリーかと思ったけど
ちょっと違った。
途中の展開にスピード感があり面白くてどんどん読み進んでいった。
でも死亡した女子高生の謎が解けていくにつれ
なんだか暗い気持ちと最後の結末があっけなくて
そうか・・・という気持ちだけ残った。

最初は警戒していた男子高校生のふたり
でもだんだん気持ちが寄り添っていくふたりの会話は良かった。

「夏のクリスマスローズ」 大野八生

夏のクリスマスローズ夏のクリスマスローズ
(2006/05)
大野 八生

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ベランダの花、庭の野草、空き地のトマト、足先の草花…。
庭師でイラストレーターの著者が贈る、人と植物の幸福な関係。
ガーデニング雑誌『BISES』連載中の「裏庭に咲いた話」を改題して単行本化。



偶然見つけた一冊の本。
とても素敵な出会いの一冊になりました。
「BISES」は創刊当時、数回読んだことはあったけど
もう何年もの間読んでなかったのでこんな素敵なイラストとエッセイが連載されてるとは
知りませんでした。

イラストも独特の雰囲気があって
話の題材になってる花も決して派手な花じゃなくて
そんな花のことを愛おしく書かれていて
本当に花、草花が好きなんだな・・ということが伝わってきます。

道の隅に咲いてる花にもこれからは目がいきそうです。

「紅葉のしおり」
夕暮れ時の電車の車内、ドアが閉まろうとした瞬間に
駆け込んで来た五十代くらいのサラリーマンの男性。
男性が座席に座って持っていた本を読もうと開いた時、
電車はガタンと大きく揺れ、読んでいた本がスルッと滑り落ちそうになるくらい揺れたそうです。
その分厚い本の中から秋色に染まったイチョウ、サクラ、モミジの葉がハラハラと舞い落ち、
本から葉が舞っていくのが凄くきれいで車内に散らばった落ち葉のしおりを
車内の人達が拾って渡した・・・・

この話がとても好きでした。


初春に咲き始めた我が家のクリスマスローズ、
薄いグリーンがかった白の花がずっと咲き続いてます。

「モリオ」 荻上直子

モリオモリオ
(2010/08/19)
荻上 直子

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「モリオ」―青年モリオは、母の形見の足踏みミシンを前に思い出していた。
子供のころミシンの下に隠れるのが好きだったこと、ミシンを踏む母が大好きだったこと、
そして姉のために母が作った花柄のスカートを穿きたかったことを…。
「エウとシャチョウ」―末期癌の猫シャチョウを飼う女医ヨーコと同棲することになった「僕」。
日々、シャチョウの面倒を見ているうちに、才能など何も無いと思っていた自分に、
「猫と心を通わせる力」があることに気がつく…。


映画「かもめ食堂」「めがね」の監督、荻上直子さんの初小説集。
去年上映された「トイレット」の原案小説が「モリオ」だそうです。

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