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本の手帖

読んだ本・好きな本を書き集めた手帖です。

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「店じまい」 石田千

店じまい店じまい
(2008/09)
石田 千

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どこにでもあった、あの風景
手芸屋、文房具店、銭湯、自転車屋......あなたの町にもきっとあった、
あの店この店。本書は、日常のふとした瞬間に顔を出す懐かしい不在の光景を、
瑞々しい感性と言葉でつづったエッセイ集。



石田さんのエッセイはいつもどこか懐かしい風景、場所、匂いを
感じさせてくれます。
今回は特に昔からあったような小さなお店、どこにでもあったようなお店、
そんなお店が時代の流れと共に”店じまい”という形でなくなってしまう。
そんなことを昔の思い出とともに語られてます。
そして昔に戻りながら散歩に出かける。

私自身も思い出のカケラを少しずつ集めながら
温かい気持ちとともに最後まで読みました。

懐かしいお店の間取り、、匂い、、、
いっぱいいっぱい思い出しました。
小学生の頃、友達みんなで銭湯行くのが流行ったな・・・とか。

石田千さんの文章は読んでいていつも思うけど
決して時代に流されずしっかり地についていてぶれない、
そんなところが凄く好きです。

2009・3 読了

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[ 2011/02/07 19:12 ] あ行の作家 石田千 | TB(0) | CM(0)

「ぽっぺん」 石田千

ぽっぺんぽっぺん
(2007/01/30)
石田 千

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うれしかった言葉。その場しのぎについた嘘。
こどものころ見えた光景。
おとなになってわかった優しさ…。
ひとつ読んで、ぽこん。ふたつ読んで、ぺこん。
ちょっと古風で、あたらしい、不思議なエッセイ集。


今年になって読み終えた本一冊目(2008・1月に読了)

石田千さんのエッセイを読むのは「月と菓子パン」以来。
本の最後のあとがきを読むと
”ぽっぺん”は新年の季語になっている・・と。

  ふりむけばぽっぺんうらやむ子のまんま  金町

あとがきを書かれたのが2007年正月。
なんだかこの時期に読めたのが良かった・・・と単純に思ってしまう。

石田千さんのエッセイは媚びてなくてしっかりした文章(なんとなくこんな風に思う)
小さい頃からいろいろなものをしっかり見てきたんだな・・・
という気がします。
きちんとした感じが凄く好きでふとするとエッセイじゃなくて
短編じゃない?と思わせるような感じもします。

自分の幼い頃を思い出したり、
文章から息づかい、その場にいるような、その場の匂いとかも感じられる。
読んでいて凄く居心地の良さを感じました。

2008・1 読了
[ 2011/02/02 22:27 ] あ行の作家 石田千 | TB(0) | CM(0)

「月と菓子パン」 石田千

月と菓子パン月と菓子パン
(2004/04/24)
石田 千

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とうふや巡礼・猫みちあるき・春雨泥棒・出もどり猫・
アキバ植物園・相席日和・お好み花見・くちあけさん・カレー散歩・
弁当大尽・ロゼッタ博士の散歩・富士メガネ・壁をみる日etc.
エッセイ界の新しい風―待望の石田千の第一作。




石田千さんの文章はなぜか凄く懐かしいものを思い出します。
食べ物の事が書いてあると懐かしい匂いとかを思い出し、
小料理屋さんとか居酒屋の事が書いてあると
見たこともないような人の顔を想像して
その人が妙に懐かしいような感じがしたり
やっぱりお店の匂いとか・・・。

行ったこともないような小さな街角とか
いろんな場所・ものが頭の中で思い描かれます。

気持ちが、ザワザワ・バタバタしてる時にも・・
読んでる間だけでもゆっくり時間が流れるような気がします。
独特な石田千さんの文章がそんな気持ちにさせてくれるような気がします。
読み終わってもずっと自分の近くに置いておきたくなるような一冊です。

 ひとの暮らしは、しゃべったり、乗り物にのったり、
 泣いたり笑ったりしていて猫よりも忙しいはずなのに、
 気がつくと、ゆるんだ目でぼんやりばかりいる。
 変わっていく景色を見逃さないようにと声をかけてくれるのは、
 いつもちいさい生き物の健気な息づかいだと思って歩いている。
                「猫みちあるき」より 
2006.12 読了
[ 2011/01/31 19:06 ] あ行の作家 石田千 | TB(0) | CM(0)

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